時効の効力~民法徹底解説

「民法の問題が難しい?」「民法を理解できない?」といった質問をよくお受けしています。

教材購入者の皆様からの要望をお受けし、宅建士試験で出題される可能性のある民法の条文等(このページでは、時効の効力)を出来る限り簡単に説明します。

宅建士試験の問題の中で一番難しいのは、民法の問題ですので、逆に、民法の問題で高得点を取ることができれば、合格に直結します。

民法の問題が苦手と思っている教材購入者の方は、是非、お読みください。

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時効の効力~民法条文

~民法144条~

時効の効力は、その起算日にさかのぼる。

民法の時効制度は、取得時効と消滅時効に大別されます。

時効とは、一定の事実状態が一定期間継続した場合に、その事実状態に即した権利関係に確定していく制度です。

時効の効力とは、取得時効の場合には、権利の取得のことで、消滅時効の場合には、権利の消滅のことです。

時効の効力~民法解説

ー取得時効についてー

流れに従って簡単に解説します。

Aが、甲土地を占有しています。しかし、甲土地は、Bのものです。

Aは、一定期間、占有し続けました。

この場合、甲土地は、誰のものになるのでしょうか?

一定期間、占有した場合、Aのものになります。

このように、一定期間の占有により、他人の権利が自分のものになる、これが取得時効です。

では、いつから、Aのものになるのでしょうか?

時効が完成した地点ではなく、占有を開始した地点にさかのぼって、Aのものになります。ですので、時効期間中に生じた果実もAに帰属します。

ー消滅時効についてー

流れに従って簡単に解説します。

AがBにお金を貸しました。

Aは、一定期間、Bに対して、「お金を返してくれ!」という請求をしませんでした。

Aは、Bからお金を返してもらえるのでしょうか?

一定期間、「お金を返してくれ!」という請求をしなかった場合、Aは、Bからお金を返してもらえません。逆に、Bは、Aに対してお金を返す必要はありません。

このように、一定期間、自分の権利を行使しなかったことにより権利が消滅してしまう、これが消滅時効です。

Aの債権(お金を返してもらう権利)・Bの債務(お金を返さなければならない義務)は、いつ、消滅することになるのでしょうか?

時効が完成した地点で消滅するのではなく、そもそも、最初から、Aの債権(Bの債務)がなかったことになります。よって、Bは、時効期間中に生じた利息や損害金を支払う必要はありません。

※起算日については、違うページで解説します。

問題にチャレンジ

【問題】

次の記述は、民法の規定によれば、正しいですか?それとも、誤っていますか?

消滅時効が完成し、時効が援用されて権利が消滅すると、その権利は最初から生じなかったものとされる。

【解答・解説】

上記で解説したとおり、本問は、正しい記述となります。

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【教材購入者の方へ】

民法の問題を難しく思っている受験生の方は、非常に多いです。

しかし、宅建士合格広場の教材は、特に、民法の問題に力をいれていますので、教材購入者の皆さんにとっては、他の受験生よりも差をつけることができる科目です。

皆さんは、お持ちの教材やポイント解説ページなど、専用ページにて紹介している勉強の流れに従って勉強して頂ければ、他の教材で勉強している方よりも有利な状態で本試験に挑むことができ、その結果、宅建士試験に合格することができます。

ですので、専用ページにて紹介している勉強の流れに従って勉強してくださいね。

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