【問14】不動産登記法の問題と解説【2021年(令和3年)10月宅建士試験】

■□今日の一問一答■□

本日の問題は、民法の「保証債務」の問題となっています。基本論点から出題していますので、必ず、押さえてください。

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2021年(令和3年)10月に実施されました宅建士試験の問14の問題(不動産登記法)と解答・解説です。

問14:問題(不動産登記法)

不動産の登記に関する次の記述のうち、不動産登記法の規定によれば、正しいものはどれか。

  1. 所有権の登記の抹消は、所有権の移転の登記がある場合においても、所有権の登記名義人が単独で申請することができる。
  2. 登記の申請をする者の委任による代理人の権限は、本人の死亡によって消滅する。
  3. 法人の合併による権利の移転の登記は、登記権利者が単独で申請することができる。
  4. 信託の登記は、受託者が単独で申請することができない。

問14:解答・解説(不動産登記法)

解答・解説に関しましては、宅建士合格広場独自の見解に基づき作成したものとなっています。事前の予告をすることなく変更する場合がございますので予めご了承ください。

  1. 誤り
    所有権の登記の抹消は、所有権の移転の登記がない場合に限り、所有権の登記名義人が単独で申請することができます。
  2. 誤り
    登記の申請をする者の委任による代理人の権限は、「本人の死亡」「本人である法人の合併による消滅」「本人である受託者の信託に関する任務の終了」「法定代理人の死亡又はその代理権の消滅若しくは変更」によっては、消滅しないことになります。
  3. 正しい
    相続又は法人の合併による権利の移転の登記は、登記権利者が単独で申請することができます。
  4. 誤り
    信託の登記の申請は、当該信託に係る権利の保存、設定、移転又は変更の登記の申請と同時にしなければなりません。
    なお、信託の登記は、受託者が単独で申請することができます。

解答:3

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