【問5】履行遅滞の問題と解説【2024年宅建士試験】

2024年(令和6年)10月に実施されました宅建士試験の問5の問題(履行遅滞)と解答・解説です。

問5:問題(履行遅滞)

履行遅滞に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。

  1. 不法行為の加害者は、不法行為に基づく損害賠償債務について、履行の請求を受けた時から遅滞の責任を負う。
  2. 善意の受益者は、その不当利得返還債務について、履行の請求を受けた時から遅滞の責任を負う。
  3. 請負人の報酬債権に対して、注文者がこれと同時履行の関係にある目的物の瑕疵修補に代わる損害賠償債権を自働債権とする相殺の意思表示をした場合、注文者は、請負人に対する相殺後の報酬残債務について、当該残債務の履行の請求を受けた時から遅滞の責任を負う。
  4. 債務の履行について不確定期限があるときは、債務者は、その期限の到来したことを知った後に履行の請求を受けた時から遅滞の責任を負う。

問5:解答・解説(履行遅滞)

解答・解説に関しましては、宅建士合格広場独自の見解に基づき作成したものとなっています。事前の予告をすることなく変更する場合がございますので予めご了承ください。

  1. 誤り
    不法行為の加害者は、不法行為に基づく損害賠償債務について、損害発生時から遅滞の責任を負います。
  2. 正しい
    善意の受益者は、その不当利得返還債務について、履行の請求を受けた時から遅滞の責任を負います。(期限の定めのない債務として履行の請求を受けた時から履行遅滞)
  3. 誤り
    請負人の報酬債権に対し、注文者がこれと同時履行の関係にある目的物の瑕疵修補に代わる損害賠償債権を自働債権とする相殺の意思表示をした場合、注文者は、請負人に対する相殺後の報酬残債務について、相殺の意思表示をした日の翌日から履行遅滞による責任を負います。
  4. 誤り
    債務の履行について不確定期限があるときは、「債務者がその期限到来後に履行の請求を受けた時」又は「債務者がその期限の到来したことを知った時」のいずれか早い時から遅滞の責任を負います。

解答:2

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