令和7年(2025年)10月に実施されました宅建士試験の問5の問題と解答・解説です。
問5(問題)
Aの子がBであり、Bの子がCであり、CがAの直系卑属である場合において、民法の規定によれば、次のアからエまでの記述のうち、Aが死亡した際にCがBを代襲してAの相続人となるときを全て掲げたものはどれか。
ア |
Aが死亡する以前にBが死亡したとき |
イ |
Bが相続に関するAの遺言書を偽造して相続権を失ったとき |
ウ |
BがAによって相続人から廃除されて相続権を失ったとき |
エ |
Bが相続放棄をしたとき |
- ア、エ
- イ、ウ
- ア、ウ、エ
- ア、イ、ウ
問5(解答・解説)
解答・解説に関しましては、宅建士合格広場独自の見解に基づき作成したものとなっています。事前の予告をすることなく変更する場合がございますので予めご了承ください。
被相続人の子(B)が相続開始以前に死亡したとき又は欠格若しくは廃除によって、その相続権を失ったときは、その者の子(C)がこれを代襲して相続人となります。ただし、被相続人の直系卑属でない者は、この限りでないとされています。
↓
上記のとおり、
死亡(ア)・欠格(イ)・廃除(ウ)は、代襲相続の原因となりますが、放棄(エ)は、代襲相続の原因とはなりません。
解答:4
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