令和7年度(2025年度)の宅建士試験は、特徴として宅建業法、税金等が例年よりも難しく感じたのではないのでしょうか。その反面、民法などの権利関係は解きやすかったと思います。
全体的には、問題自体は、昨年よりも難しかったです。
下記から合格予想ラインも記載していきますが、目安として見てください。
権利関係【講評】
権利関係の問題は、14問出題され、民法が10問、借地借家法が2問、区分所有法が1問、不動産登記法が1問、出題されました。
権利関係の問題は、例年と異なり、高得点も狙えた問題でした。
権利関係の問題を正解しなければならない問題と合否に影響しない問題に分けていきます。
なお、権利関係の合格予想ラインは、9点以上です。
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問1の物権変動等の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問2の保証債務等の問題は、正解しなければならない問題(落としている受験生の方も多い!)です。 |
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問3の意思表示の比較問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問4の担保物権等の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問5の代襲相続の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問6の物権変動の問題は、合否に影響しない問題(Bランク)です。 |
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問7の事務管理等の問題は、合否に影響しない問題(Bランク)です。 |
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問8の共有の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問9の連帯債務の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問10の売主の契約不適合責任の問題は、合否に影響しない問題(Bランク)です。 |
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問11の借地借家法(借地)の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問12の借地借家法(借家)の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問13の区分所有法の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問14の不動産登記法の問題は、正解しなければならない問題(落としている受験生の方も多い!)です。 |
法令上の制限【講評】
法令上の制限の問題は、8問出題され、都市計画法が2問、建築基準法が2問、盛土規制法が1問、土地区画整理法が1問、国土利用計画法が1問、農地法が1問、出題されました。
法令上の制限の問題は、例年通りの難易度(少し難しい)でした。
法令上の制限の問題を正解しなければならない問題と合否に影響しない問題に分けていきます。
なお、法令上の制限の合格予想ラインは、5点以上です。
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問15の都市計画法の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問16の都市計画法の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問17の建築基準法の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問18の建築基準法の問題は、合否に影響しない問題(Bランク)です。 |
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問19の盛土規制法の問題は、正解しなければならない問題(落としている受験生の方も多い!)です。 |
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問20の土地区画整理法の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問21の農地法の問題は、合否に影響しない問題(Bランク)です。 |
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問22の国土利用計画法の問題は、正解しなければならない問題です。 |
宅建業法等【講評】
宅建業法等の問題は、20問出題され、宅建業法が19問、住宅瑕疵担保履行法が1問、出題されました。
宅建業法等の問題は、個数問題が多く、例年と異なり、高得点を取りにくい問題でした。
宅建業法等の問題を正解しなければならない問題と合否に影響しない問題に分けていきます。
なお、宅建業法等の合格予想ラインは、15点以上です。
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問26の報酬の問題は、正解しなければならない問題(落としている受験生の方も多い!)です。 |
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問27の重要事項の説明の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問28の業務上の規制等の問題は、合否に影響しない問題(Bランク)です。 |
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問29の37条書面の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問30の重要事項の説明等の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問31の業務上の規制等の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問32の8種制限の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問33の37条書面等の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問34の宅建業免許の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問35の営業保証金の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問36の業務上の規制等の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問37の重要事項の説明の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問38の広告の規制の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問39の媒介契約の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問40のクーリング・オフの問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問41の宅建業免許の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問42の宅建士の問題は、正解しなければならない問題(落としている受験生の方も多い!)です。 |
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問43の重要事項の説明の問題は、合否に影響しない問題(Bランク)です。 |
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問44の犯罪収益移転防止法の問題は、合否に影響しない問題(Cランク)です。 |
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問45の住宅瑕疵担保履行法の問題は、正解しなければならない問題です。 |
税その他【講評】
税その他の問題は、8問出題され、登録免許税が1問、固定資産税が1問、不動産鑑定評価基準が1問、住宅金融支援機構が1問、景表法が1問、統計問題が1問、土地が1問、建物が1問、出題されました。
税その他の問題は、例年通りの難易度(少し難しい)でした。(問23~25は少し難しい)
税その他の問題を正解しなければならない問題と合否に影響しない問題に分けていきます。
なお、税その他の合格予想ラインは、5点以上です。
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問23の登録免許税の問題は、合否に影響しない問題(Cランク)です。 |
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問24の固定資産税の問題は、正解しなければならない問題(落としている受験生の方も多い!)です。 |
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問25の不動産鑑定評価基準の問題は、正解しなければならない問題(落としている受験生の方も多い!)です。 |
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問46の住宅金融支援機構(5点免除科目)の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問47の景表法(5点免除科目)の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問48の統計問題(5点免除科目)の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問49の土地(5点免除科目)の問題は、正解しなければならない問題です。 |
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問50の建物(5点免除科目)の問題は、正解しなければならない問題(落としている受験生の方も多い!)です。 |
合格予想点
合格予想ラインを1点に絞りますと34点と予想します。
※予想ですので、33点の可能性もありますし、35点の可能性もありますので、予めご了承ください。(32点・36点の可能性は低いと思っています。)

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