令和7年(2025年)問9【宅建士過去問】

令和7年(2025年)10月に実施されました宅建士試験の問9の問題と解答・解説です。

問9(問題)

連帯債務者の一人について生じた次の事由のうち、民法の規定によれば、他の連帯債務者に対して効力が生じないものとして正しいものはどれか。なお、この問において、連帯債務者の一人について生じた事由が他の連帯債務者に対して効力が生じる旨の別段の意思表示はないものとする。

  1. 債権者がした連帯債務者の一人に対する履行の請求
  2. 連帯債務者の一人と債権者との間の混同
  3. 連帯債務者の一人が債権者に対して債権を有する場合において、その連帯債務者がした相殺の援用
  4. 連帯債務者の一人と債権者との間の更改

問9(解答・解説)

解答・解説に関しましては、宅建士合格広場独自の見解に基づき作成したものとなっています。事前の予告をすることなく変更する場合がございますので予めご了承ください。

連帯債務者の1人について生じた事由の効力は、他の連帯債務者に及ばないのが原則となります。

この例外として、弁済(代物弁済・供託も含む)・相殺・更改・混同だけは、他の連帯債務者に影響を及ぼすことになります。

※例外として、債権者及び他の連帯債務者の1人が別段の意思を表示したときは、当該他の連帯債務者に対する効力はその意思に従うことになります。(問題の前提部分)

解答:1

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