本試験まで3週間となりました。
この時期になりますと、受験生の多くの方は、合格に向けてラストスパートをかけてきます。
点数をUPするために、ラストスパート対策を立てましょう。
このページの記事は、「合格する自信がない」「勉強が間に合わない」など、不安になり、挫折しそうになりかけている方に向けて書いています。
理解を捨てる
当サイトでは、「条文や判例を理解してください」と言ってきました。
しかし、現時点で、勉強が間に合っていない方は、「なぜ、そうなるのか?」と理解を追求するよりも、「〇〇の場合は××である。」例えば、「自働債権に同時履行の抗弁権がついている場合、相殺できない。受働債権に同時履行の抗弁権がついている場合、相殺できる。」ということを暗記してください。
そして、何十回、何百回と問題を覚えてしまうくらい、問題を解いてください。
ここからは、「暗記」「問題演習」「復習」を中心に勉強してください。
復習を最優先
当然なことですが、今日暗記できた論点であったとしても、本試験当日にその論点を忘れてしまえば、正解を導き出すことができません。
ですので、今日から本試験まで、昨日までに積み重ねてきた論点を忘れないように復習してください。
現時点で、まだ、全範囲を勉強し終えていない方は、新しい知識のINPUTに加え、昨日までに勉強してきた論点の復習もしてください。
1日の勉強スケジュールを「昨日までに勉強してきた論点の復習→新しい知識のINPUT→今日勉強した論点の復習」としてください。
どうしても、昨日までに勉強してきた論点の復習は、面倒くさく、新しい知識のINPUTを先に優先したいと思います。
しかし、「新しい知識のINPUT→昨日までに勉強してきた論点の復習」の順番で勉強しますと、「新しい知識のINPUT」に多くの時間を費やすことになり、面倒くさい「昨日までに勉強してきた論点の復習」を後回しにし、最悪の場合、復習を明日以降に回す可能性があります。
ですので、すべき復習を終えてから、新しい知識をINPUTしてください。
「諦める」という選択肢はない
ここまで、勉強してきた皆さんは、「諦める」という選択肢を選ばないでください。
極端な話、宅建士試験は、択一式ですので、運で合格する可能性もありますし、当サイトの答練や市販の予想模試と似た問題が本試験で出題される可能性もありますし、諦めるという選択肢を選ばないでください。
当サイトの答練や市販や学校の予想模試は、出題される可能性のある問題ばかりを掲載していますので、「諦める」という選択肢ではなく、「この教材だけはやりきる!」と教材を絞るのも1つの方法です。