【問13】区分所有法問題と解説【2019年(令和元年)宅建士試験】

■□今日の一問一答■□

本日の問題は、民法の「保証債務」の問題となっています。基本論点から出題していますので、必ず、押さえてください。

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問13:問題(区分所有法)

建物の区分所有等に関する法律(以下この問において「法」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 専有部分が数人の共有に属するときは、共有者は、集会においてそれぞれ議決権を行使することができる。
  2. 区分所有者の承諾を得て専有部分を占有する者は、会議の目的たる事項につき利害関係を有する場合には、集会に出席して議決権を行使することができる。
  3. 集会においては、規約に別段の定めがある場合及び別段の決議をした場合を除いて、管理者又は集会を招集した区分所有者の1人が議長となる。
  4. 集会の議事は、法又は規約に別段の定めがない限り、区分所有者及び議決権の各4分の3以上の多数で決する。

問13:解答・解説(区分所有法)

解答・解説に関しましては、宅建士合格広場独自の見解に基づき作成したものとなっています。事前の予告をすることなく変更する場合がございますので予めご了承ください。

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  1. 誤り
    専有部分が数人の共有に属するときでも、集会において議決権を行使することができるのは共有者のうちの1人だけです。

    そこで、共有者は、議決権を行使すべき者1人を定めておかなければなりません。
  2. 誤り
    区分所有者の承諾を得て専有部分を占有する者(賃借人)は、会議の目的たる事項につき利害関係を有する場合には、集会に出席して意見を述べることができますが、議決権を行使することができません。
  3. 正しい
    集会においては、規約に別段の定めがある場合及び別段の決議をした場合を除いて、管理者又は集会を招集した区分所有者の1人が議長となります。
  4. 誤り
    集会の議事は、この法律又は規約に別段の定めがない限り、区分所有者及び議決権の各過半数で決することになります。

解答:3

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