宅建士試験の試験時間は、午後1時から午後3時までの2時間です。
ただし、登録講習修了者については、午後1時10分から午後3時までの1時間50分です。
時間制限がある以上、時間配分の対策を立てることが、合格に欠かせない重要な要素です。
本試験での時間配分について記載していくので、最後までお読みください。
本試験での理想的な時間配分
「本試験で、時間が足りなかったから不合格になった!」
そのことだけは、必ず、避けなければなりません。
下の表は、理想的な時間配分を掲載しています。現実的には、3、4分ぐらいは、繰り下げて頂いても問題ありません。
▼理想的な時間配分 | |
13時~13時30分まで! | 権利関係の問題(14問)を解き終える。最近の宅建士試験では、問1~問14です。 |
13時30分~13時47分まで! | 法令上の制限の問題(8問)を解き終える。最近の宅建士試験では、問15~問22です。 |
13時47分~13時54分まで! | 税その他の問題(3問)を解き終える。最近の宅建士試験では、問23~問25です。 |
13時54分~14時35分まで! | 宅建業法等の問題(20問)を解き終える。最近の宅建士試験では、問26~問45です。 |
14時35分~14時45分まで! |
5点免除科目の問題(5問)を解き終える。最近の宅建士試験では、問46~問50です。 |
14時45分~本試験終了の合図まで! | 飛ばしていた問題を解いたり、マークシートへの転記ミスがないかどうかのチェック! |
時間制限をかけて問題を解く!
理想的な時間配分を達成するためには、1問当たり約2分で解く必要があります。
もっと細かく言えば、1肢当たり、30秒以内で解く必要があります。
最初から、1肢当たり、30秒以内で解くことはできません。解けるようになるためには、練習をするしかありません。
練習に最適な教材が予想模試です。
本試験と同様の形式、かつ、レベルで作成しているので、徹底的に、「時間以内に解く!」練習をしていきましょう。
なお、予想模試で練習する際には、1肢当たり20秒、1問当たり1分20秒で解くようにしてください。
なぜなら、本試験は、独特の緊張感があり、普段より、解くスピードが遅くなる可能性があるからです。
【注意】 なお、過去問で練習するのはおすすめできません。 なぜなら、過去問題については、じっくり時間をかけ、一肢ずつ正確に解いて頂きたいからです。 |
時間を多く要する問題を飛ばす!
「時間以内に解く!」練習をしてきた皆さんなら、どの問題が、時間を多く要するか!
が分かっているはずです。
分からない方は、練習不足です!
「時間を多く要する問題=難しい問題」ではないのですが、本試験で時間を多く要する問題が出題された場合、時間配分の観点から、一旦、飛ばしていた方が無難です!
なぜなら、時間を多く要する問題を先に解いてしまった結果、時間が足らなくなり、最後の数問が解けない可能性があるからです。
ただ、問題を飛ばした場合には、マークシートの転記ミスに要注意!!