宅建士試験は、受験者の上位〇%の方だけが合格できる競争試験です。
競争試験である以上、
他の受験生の方のレベルを無視することはできません。
そこで、宅建士合格広場では、こちらのページで皆さんの直前答練の点数を集計しています。
現時点での集計の結果、【安全圏=上位10%以内】【合格圏=上位10%超~15%以内】【努力圏=それ以外】の3つに区分し、お話をしていきたいと思います。
なお、このページでは、【努力圏】の方に向けてお話をしていきたいと思います。
努力圏から宅建士試験合格を勝ち取る
前年度の実績は?
前年度の直前答練と宅建士試験を見ますと、
努力圏の方の宅建士試験の合格率は、39%(合格点をお知らせ頂けなかった方も含んでいます。以下同じです。)となっています。
なお、複数回ボーダー付近の方の宅建士試験の合格率は、71%となっています。
努力圏の方でも宅建士試験に合格している反面、合格することを諦めた!という方もいるのが現実です。
諦めないでください
皆さんは、絶対に諦めないでください。
答練は、本試験で出題される可能性の高い論点をINPUTできているのかを確かめる!という観点から、本試験よりも、「個数問題・組み合わせ問題」を多く出題しています。
言い方を変えますと、全ての問題を読まないと正解に辿り着けない、つまり、運で正解できないような問題を多く出題しています。
一方、本試験では、「個数問題・組み合わせ問題」が数問出題されると思いますが、おそらく、数十問は、出題されないと思います。
言い方を変えますと、4つある選択肢の中から絞り込みも可能で、運で正解できる可能性がある!ということです。実際に、運で2・3点取ることができた!という合格者の方も多くいます。
傾向を見ますと
勉強に費やす時間を確保できない!など理由は様々でしょうが、
「覚えるべき論点を覚えきれていない方」「復習にまで手が回らない方」が多いのでは!と思っています。
厳しい言い方になりますが、
「覚えるべき論点を覚えること。」と「復習をすること。」とを怠っていますと、他の受験生の方と差をつけられ、宅建士試験に合格することはできません。
本試験までの勉強
本試験まで後2ヵ月ちょっとですので、
1つの条文等に対して「なぜ、そうなるのか?」を追求しすぎるよりも、
【暗記→問題演習→解説・テキスト・ポイント解説等で確認→再度暗記→復習】
を徹底的に繰り返してください。
どの分野でも基礎論点を押さえる
絞る!ということはやめてください。
どの分野でも基礎論点が出題された場合、合格者は、確実に点数を取ってきます。
ですので、
難しい問題、例えば、捨て問対策ページに掲載している問題まで手を出す必要はありませんが、他の教材(要点整理集・復習まとめ集・一問一答式問題集など)については、本試験までには押さえてください。
そして、皆さんも、どの分野でも基礎論点が出題された場合、確実に点数を取ってください。
少し細かく
過去問について、質問者の数人の方に言ったことはありますが、
昨年出題されたから、今年は、出題されない!と断言できるのは、
分野(例えば、所得税、代理など)ではなく、問題(例えば、問23の肢?、問1の肢?など)です。
繰り返しになりますが、
絞る!ことはやめてください。
どの分野でも基礎論点が出題された場合、合格者は、確実に点数を取ってきます。
ですので、宅建士合格広場の教材で、覚えるべき論点を覚え、解くべき問題を解いてください。
最後に
答練は、所詮、答練で、本試験ではありません。つまり、答練で点数が低くても、不合格決定!ではありません。
昨年も「答練の点数が低くて合格する自信がない!」と言っていた方も合格しています。
現時点で点数が低くても、本試験までまだ時間があります。
焦りや不安はあるとは思いますが、
本試験まで、諦めることなく、勉強を継続してください。
そして、1点ずつ確実に合格に必要な力をつけていきましょう。
↓答練を解いていない方は、是非、解いてください。
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