解除の遡及効を制限する民法545条1項ただし書!宅建士試験で狙われる

2021年(令和3年)宅建士試験教材

フルセット専用ページ(フルセット教材をご購入頂いた方の専用のページ)内にあります復習まとめ集ポイント解説等の一部(権利関係編:債務不履行の解除問13・解除の遡及効を制限)を掲載しています。 理解を深めるためにも、復習まとめ集ポイント解説等をご利用ください。

解除の遡及効を制限:民法545条1項ただし書

流れに従って簡単に解説します。

Aは、甲土地を所有しています。

Aは、甲土地をBに対して売却しました。

その後、Bは、甲土地をCに対して転売しました。

その後、Bが、Aに対して代金を支払いませんでしたので、Aは、契約を解除しました。

解除されますと、そもそもAB間の売買契約自体が最初からなかったことになります。(解除の遡及効)

契約自体がなかったことになりますので、Bは、甲土地について何ら権利がありません。

つまり、Bは無権利者ということになります。

また、無権利者であるBから甲土地を購入したCも無権利者ということになります。

つまり、無権利者であるCは、Aに対して、「甲土地は私のものだ!」と主張することができません。(これは、公信力がない!ということでした。)

上記の話で終わってしまいますと、Cに不測の損害を与えるおそれがあります

そこで、何とかしてCを保護しよう!ということで、民法545条1項ただし書の規定(復習まとめ集問13のただし書以降の話です)があります。(解除の遡及効を制限した!)

この規定によって、Cは保護されることになりますが、当然に保護されるのではありません。

ここで判例が登場するのですが、

判例によれば、Cは、登記等を備えることで、Aに対して、「甲土地は私のものだ!」と主張することができます。

なお、民法545条1項ただし書の第三者は、解除前に登場した第三者のことですので、解除後に登場した第三者のことではありません。

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勉強の流れ

 

STEP1:理解して暗記

テキストではなく、覚えるべき論点をまとめた復習まとめ集を覚えます。

単に暗記するだけでは、知識が定着せず、また、民法など一定の問題には対応することができず、理解が必要となります。

そこで、テキスト、ポイント解説、動画解説を使って、復習まとめ集に掲載している論点を理解して頂きます。

なお、注意すべき事項として言いましたが、テキスト、ポイント解説以上の深入りは禁物です。

STEP2:理解して解く

復習まとめ集に掲載している論点を暗記しているのかどうか?理解しているのかどうか?を確かめる必要があり、また、知識をより一層深めるためにも問題を解く必要があります。

そこで、一問一答問題集と四肢択一問題集を使ってください。

使う順番としては、「一問一答問題集→四肢択一問題集」となります。

問題を解き終われば、問題集上の解説だけでなく、必ず、ポイント解説と動画解説も忘れることなく使ってください。

これでもなお理解できない問題が出てきたときには、テキストやポイント解説などに戻ってください。これでもなお理解できないのであれば、質問をご利用ください

STEP3:復習を毎日継続

知識が定着していない間は、覚えては忘れる

これを繰り返すことになり、勉強が嫌になる理由の一つですが、合格する方は、必ず、これを乗り越えてきます。

ですので、皆さんも、知識が定着するまでは、毎日、復習を継続してください

復習まとめ集を使って復習をしてください。そして、2・3日に一度は、問題も解きなおしてください

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