合格率上昇で合格点下落!どうなる2020年宅建士試験

■□問題にチャレンジ■□

民法の代理の勉強を終えた方は、意思表示の問題にチャレンジしてください。基本論点から出題していますので、必ず、押さえてください。

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宅建士合格広場では、2020年宅建士試験の問題自体が難しくなると予想し、対策を立てていましたが、特に、民法の問題はシンプルな問題で具体例と条文さえ押さえていれば、高得点も狙えた問題でした。

また、他の科目も、一部の問題(土地区画整理法や建物の問題)を除き、勉強すべき論点さえ押さえていれば、解ける問題でした。

その結果、

40点以上の方が例年以上に多いです。

しかし、宅建士合格広場以外の教材で勉強している方のデータも集計した結果、民法の問題で差が付く結果となっています。

2020年10月宅建士試験の講評等につきましては、2020年宅建士試験分析ページでご確認ください。

以下の記事は、昨年に記載したのものとなっております。

合格点を下げるために合格率を上げた?

平成27年度、平成28年度、平成29年度、平成30年度の宅建士試験の合格率は、15%台でした。

もちろん、令和元年度も15%台になるんだろうなぁと個人的に思っていました。

これが、まさかの平成26年度以来の17%台となりました。

合格率が15%台になると思っていた私にとっては、すごく衝撃的でしたが、

それと同時に、なぜ17%台になったの?という疑問も残ります。

合格者数を増やそう!ではなく、合格点を下げよう!!

これが、私の見解です。

合格点を下げる問題!

2018年度(平成30年度)宅建士試験は、過去最高の37点決着でした。

これは、2017年度(合格点35点・合格率15.6%)・2016年度(合格点35点・合格率15.4%)よりも問題が簡単になった結果ではなく、受験生のレベル、特に上位15%に入る方のレベルが高くなった結果でした。

2019年度(令和元年度)宅建士試験において、2018年度(平成30年度)宅建士試験と同じレベルの問題を出題すれば、2019年(令和元年度)宅建士試験の合格点が38点、もっと言いますと39点になる可能性もあると思っていました。

また、合格点が37点以上になることは、国家試験において有り得ない!とも思っていましたので、2019年度(令和元年度)宅建士試験の問題は、ある程度、難しくなるんだろうなぁ!

これが私の見解でした。

その結果、

建育基準法2問とも難問、個数問題を6問出題など、

明らかに、2018年度(平成30年度)よりも合格点を下げるぞ!という意図があった問題でした。

思った以上に合格者のレベルが高い

実際には、上位17%(合格率17%)に入るための点数については35点でした。

では、上位15%(合格率15%台)に入るための点数については何点だったのでしょうか?

→確実に言えるのは36点、もっと言いますと37点の可能性も!

↓試験実施側からすれば↓

合格点を下げるぞ!という意図があった問題を出題

受験生のレベルが高く、思った以上に点数が高い

これでは合格点が下がらない

そこで、合格率を上げよう

これが、私の見解です。

2020年度(令和2年度)宅建士試験はどうなるの?

2020年度(令和2年度)宅建士試験においては、

合格点が35点又は34点、そして、合格率が15%台になるような問題を出題してくると思います。

つまり、2020年度(令和2年度)宅建士試験の問題自体は、2019年度(令和元年度)宅建士試験よりも難しくなると思います。

また、2020年度(令和2年度)宅建士試験からは改正民法が出題されますので、

万全な対策をとっているところで勉強している方と万全な対策をとっていないところで勉強している方との差が開くと思います。

もちろん、宅建士合格広場では万全な対策をとっています。

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