【宅建士試験対策用】補助人の同意を要する旨の審判等~民法徹底解説

「民法の問題が難しい?」「民法を理解できない?」といった質問をよくお受けしています。

教材購入者の皆様からの要望をお受けし、宅建士試験で出題される可能性のある民法の条文等(このページでは、補助人の同意を要する旨の審判等)を出来る限り簡単に説明します。

宅建士試験の問題の中で一番難しいのは、民法の問題ですので、逆に、民法の問題で高得点を取ることができれば、合格に直結します。

民法の問題が苦手と思っている教材購入者の方は、是非、お読みください。

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補助人の同意を要する旨の審判等

このページでは、以下の条文を解説します。

条文自体が長く、解説も長くなりますので、じっくりとお読みください。

~民法17条1項~

家庭裁判所は、民法第15条第1項本文に規定する者又は補助人若しくは補助監督人の請求により、被補助人が特定の法律行為をするにはその補助人の同意を得なければならない旨の審判をすることができる。ただし、その審判によりその同意を得なければならないものとすることができる行為は、民法第13条第1項に規定する行為の一部に限る。

~民法17条2項~

本人以外の者の請求により民法17条1項の審判をするには、本人の同意がなければならない。

~民法17条3項~

補助人の同意を得なければならない行為について、補助人が被補助人の利益を害するおそれがないにもかかわらず同意をしないときは、家庭裁判所は、被補助人の請求により、補助人の同意に代わる許可を与えることができる。

~民法17条4項~

補助人の同意を得なければならない行為であって、その同意又はこれに代わる許可を得ないでしたものは、取り消すことができる。

民法(補助人の同意を要する旨の審判等)解説

上記の条文を2パターンに分けて説明します。下記の手順に従ってお読みください。

解説~パターン1

被補助人が行う一定の行為については、補助人の同意が必要となります。つまり、一定の行為についてのみ、同意権が付与されます。

では、一定の行為とは何でしょうか?

家庭裁判所が、「第13条第1項に規定する行為のうち、〇〇の行為は、補助人の同意が必要ですよ!」と、一定の行為を決めていきます。

「第13条第1項に規定する行為」とは、保佐人の同意を要する行為のことです。具体的には、保佐人の同意を要する行為ページでご確認ください。

では、家庭裁判所が、勝手に一定の行為を決めていくのでしょうか?

勝手に決めていくのではなく、民法第15条第1項本文に規定する者又は補助人若しくは補助監督人が請求して、決めていきます。

「民法第15条第1項本文に規定する者」とは、本人、配偶者、四親等内の親族、後見人、後見監督人、保佐人、保佐監督人又は検察官のことです。

こちらのページでも解説しましたが、被補助人(本人)の意思を重視する必要があるのでしたよね。

では、請求さえあれば、家庭裁判所は、被補助人(本人)の意思を無視して、勝手に一定の行為を決めることができるのでしょうか?

被補助人(本人)の意思を無視することができません。

そこで、民法17条2項において、「本人以外の者の請求により民法17条1項の審判をするには、本人の同意がなければならない。」と規定されています。

被補助人(本人)の意思も考慮され、補助人の同意が必要となる行為が決まりました。

しかし、被補助人は、補助人の同意を得ることなく、その行為を行ったとします。

補助人の同意を得なければならない行為であって、その同意を得ないでしたものは、取り消すことができます。

この時点で、民法17条1項・2項・4項を解説しましたが、話を進めます。

では、誰が取り消すことができるの?

120条1項によれば、補助人及び被補助人が、取り消すことができます。

解説~パターン2

民法17条3項の解説を行っていませんので、解説します。

補助人の同意が必要となる行為が決まりました。

その行為は、被補助人の利益を害するおそれがありません。

しかし、補助人が同意しません。

被補助人が家庭裁判所に請求

家庭裁判所は、補助人の同意に代わる許可を与えることができます。

補助人の同意もなく、家裁の許可もないのに、被補助人が、補助人の同意が必要となる行為を行った。

補助人及び被補助人は、取り消すことができます。

 

問題にチャレンジ

【問題】

次の記述は、民法の規定によれば、正しいですか?それとも、誤っていますか?

被補助人が法律行為を行うためには、常に補助人の同意が必要である。

【解答・解説】

この問題は、宅建士試験の過去問題です。

ここまでお読みになられた方なら、正解を導き出せたと思います。

簡単に説明しますと

一定の行為について、補助人の同意が必要となるんでしたよね。

本問の「常に補助人の同意が必要である。」旨の記述が誤りです。

解答:誤った記述

 

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宅建士合格広場の教材で勉強している皆さんにとっては、他の受験生よりも差をつけることができる科目です。

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