手付一問一答

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2019年度版宅建士試験教材

下記の問題を解いた後は、宅建士合格広場から発売している問題集をご購入ください。

手付【問題と解説】

次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものには○、誤っているものには×をつけてください。

問題1 手付倍返しによる解除

売買契約において買主から売主に解約手付が交付された場合に、売主が売買の目的物である土地の移転登記手続等の自己の履行に着手したときは、売主は、まだ履行に着手していない買主に対して、手付倍返しによる解除を主張することができる。

【解答・解説】 

相手方が履行に着手していないのであれば、自ら履行に着手していても、契約を解除することができます。

よって、売主は、まだ履行に着手していない買主に対して、手付倍返しによる解除を主張することができます。

が正解になります。

問題2 当事者間で特約を定めた場合

A所有の建物について買主Bとの間で売買契約を締結し、Aに、解約手付が交付されており、AB間で、「履行の着手の前後を問わず履行の終了するまでは解約手付けによる解除権を行使することができる旨」の特約を定めている。AがBに建物の引渡しをした後は、Bは、手付を放棄して契約を解除することができない。

【解答・解説】 

Bは、Aが履行に着手しているので、原則、手付を放棄することにより契約を解除することができません。

しかし、この規定は、任意規定であり、当事者間で「履行の着手後においても手付による解除をすることができる」旨の特約を定めているので、Aが履行に着手した後であっても、Bは、手付を放棄して契約を解除することができます。

×が正解になります。

問題3 手付放棄による解除

解約手付が交付されている売買契約について、買主が、自ら履行に着手した場合、買主は、売主が履行に着手していないときでも、手付を放棄することにより契約を解除することができない。

【解答・解説】 

相手方が履行に着手していないのであれば、自ら履行に着手していても、契約を解除することができます。

よって、自ら履行に着手した買主は、売主が履行に着手していないときには、手付を放棄することにより契約を解除することができます。

×が正解になります。

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