宅建士試験の実施団体である不動産適正取引推進機構によりますと、新型コロナウイルスの影響による試験会場不足により、12月27日(日)に追加試験が行われる可能性があるとのことです。
2020年(令和2年)宅建士試験は、なかなか、勉強だけに集中できない状況ですが、
10月18日(日)に本試験が実施されるものとして、勉強していきましょう。
仮に、追加試験が実施されることが確定すれば、
追加試験でも同じ問題ではない
仮に、追加試験が実施されることになりますと、
10月18日に受験する方もいれば、12月27日に受験する方もいる!ということになります。
当然ですが、同じ問題は出題されない!とのことです。
ここで、「問題のレベルは同じ?」という疑問を持つ方もいると思いますが、
10月の試験と12月の試験の合格ラインは、実質的に同レベルとなるように設定する!とのことです。
実質的に同じ!ということは、どのような意味なのか?
推測でしかないのですが、
今年度は、改正民法が出題されますが、
10月の試験では、改正部分が多く、12月の試験では、改正部分が少ない!
逆に、
10月の試験では、改正部分が少なく、12月の試験では、改正部分が多い!
こうなると不公平?で、実質的に同じ!とはいえないと思います。
さらに、
10月の試験では、過去問論点が多く、12月の試験では、過去問論点が少ない!
逆に、
10月の試験では、過去問論点が少なく、12月の試験では、過去問論点が多い!
こうなると不公平?で、実質的に同じ!とはいえないと思います。
こう考えますと、
10月の試験も12月の試験も改正部分の問題数が限りなく同じ!
さらに、
10月の試験も12月の試験も過去問論点の問題数が限りなく同じ!
その結果、
10月の試験と12月の試験の合格ラインは、実質的に同レベルとなるように設定できるのでは??と予想します。
勉強時間の確保!という観点では12月の方が有利?
毎年、本試験直前になりますと、時間が足りない!
さらに、
本試験直後に、あと何時間か勉強しておけばよかった!
などの皆さんの意見を聞いていますと、
勉強時間を確保できる!という観点では、12月試験の方が有利!!といえます。
しかし、
12月試験になったからといって、今日から12月まで継続して勉強するぞ!という方は少ないと思います。
逆に、
まだ、試験が先だから、あと1ヵ月後から勉強しよう!と思ってしまう方が多いと思います。
これって、言い方を変えますと、今まで勉強してきたことを忘れる!ということにつながります。
ですので、
12月の試験に受験することが決まった!
だからこそ、
まだ勉強しなくてもよい!と考えるのではなく、
だからこそ、
今から勉強を頑張る!と考える必要があります。
リズム!という観点では10月の方が有利
仮に、追加試験が実施されることが決まって、12月に受験することに決まったとします。
この時点では、
12月まで勉強できるからラッキーと思って、だらだらと勉強を開始します。
しかし、10月18日(日)になりますと、
どのような問題が出題されたのか?
また、
何点くらいが合格点なのか?など、すごく気になります。
その結果、
自分の勉強のリズムが狂います。
そして、
10月の試験問題ばかり解いたり、
また、
〇点がボーダーなどという情報を手に入れた状況の中で、本試験に挑めば、焦りにつながり、結果、解ける問題でも解けない状況に陥る可能性もあります。
ですので、リズム!という観点では10月試験の方が有利!といえます。
勉強するしかない
色々と、宅建士合格広場独自の観点からお話してきましたが、
現時点(7/1)では、追加試験が実施されることは確定しておりません。
ですので、2020年宅建士試験はどうなるのか?など不安だとは思いますが、
宅建士試験合格を勝ち取るためには、
10月18日(日)に本試験が実施されるものと思って勉強するしかないと思います。
人ごとに聞こえるでしょうが、それしか言うことができません。