時効一問一答

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時効【問題と解説】

次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものには○、誤っているものには×をつけてください。

問題1 時効利益の放棄後の援用

債務者が、いったん時効の利益を放棄したとしても、時効の利益を放棄した時点から再び時効は進行することになるので、再度時効が完成すれば、債務者は、時効を援用することができる。

【解答・解説】 

時効の援用権者は、時効の利益を放棄すると、時効を援用することができません。

ただし、時効の利益を放棄した時点から、再び時効の進行が始まることとなり、時効が完成した場合、時効を援用することができるようになります。

よって、が正解になります。

問題2 消滅時効の中断

Aは、BのCに対する金銭債務を担保するため、A所有の土地に抵当権を設定し物上保証人となった。CからAに対する不動産競売の申立てがされた場合、競売開始決定の正本がBに送達された時に、この金銭債務の消滅時効の中断の効力が生じる。

【解答・解説】 

債権者から物上保証人に対する不動産競売の申立てがされた場合、競売開始決定の正本が債務者に送達された時に、被担保債権の時効は中断されます。

よって、が正解になります。

問題3 時効完成前の債務の承認

時効が完成する前に、未成年者及び成年被後見人は、債務の承認を単独ですることができないが、被保佐人は、単独ですることができる。

【解答・解説】 

時効完成前の債務の承認は、未成年者及び成年被後見人は、単独ですることができませんが、被保佐人は、単独ですることができます。

よって、が正解になります。

問題4 支払督促の効力

債権者が、仮執行の宣言の申立てをすることができる時から30日以内にその申立てをしないときは、支払督促は、その効力を失い、時効の中断の効力が生じない。

【解答・解説】 

債権者が、仮執行の宣言の申立てをすることができる時から30日以内にその申立てをしないときは、支払督促は、その効力を失い、時効の中断の効力が生じません。

よって、が正解になります。

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