宅建士合格広場の教材をご購入頂いた皆さん、勉強は進んでいますか?
宅建士合格広場では、毎日、多くの質問をお受けしています。
今回は、質問の一部を紹介していきたいと思います。
宅建士合格広場の教材をご購入頂いた皆さんは、是非、参考にしてください。
どうしても理解が必要ですか?
「なぜ、そうなるのか?」と考えることは、すごく重要なことです。
しかし、大前提として、「〇〇の場合には××となる。」ということを暗記する必要があります。
少し、具体例をあげていきます。
一問一答式問題集の意思表示の問題3の解説に、
「強迫による意思表示の取消しは、その取消後に現れた第三者との関係については、登記を先に備えた方が優先される。したがって、Cの方が先に登記を済ませているので、Aは、その建物の所有権をCに主張することができない。」と記載していますよね。
まずは、「強迫による意思表示の取消しは、その取消後に現れた第三者との関係については、登記を先に備えた方が優先される。」ということを暗記してください。
暗記をする際に気をつけて頂きたいことは、「ポイントをおさえる。」ということです。
上記ならば、「取消後に現れた第三者」、「登記を先に備えた方が優先」というポイントをおさえてください。
例えば、「強迫による意思表示の取消しは、その取消前に現れた第三者との関係については、登記を先に備えた方が優先される。」と暗記してしまうと、問題を解くことができません。
ポイントをおさえるためには、まずは、解説をお読みください。
そして、解説を読んだ後は、再度、問題を見直してください。見直す際には、以下のように図を書いてみるのも良いと思います。
上記のように図を書いた後は、もう一度、じっくりと、解説を読みましょう。
なお、解説に「本問のとおり」と記載している箇所につきましては、問題そのものを暗記してください。
宅建士試験に合格するという観点から言いますと、必ずしも、理解が必要となるものではありません。
しかし、分からない箇所につきましては、放置してはいけませんので、必ず、質問をご利用ください。
なお、上記で示した手順をふんでから質問をしてください。
その手順をふんでいただいた方が、確実に力がつきます。
覚えることができない
これは、皆さんに言っていることですが、毎日繰り返すしか方法がありません。
一部の方を除く多くの方は、一度に何十個も暗記することができませんし、暗記することができたとしても、次の日には、もっと言いますと、1時間後には忘れます。
なので、「暗記が苦手」、「もう覚えることができない」などと思わないでください。
1時間に1回見直す、2時間に1回見直すなど、徹底的に繰り返してください。
暗記の方法と致しましては、「読んで覚える方法」「書いて覚える方法」、「書きながら読む方法」、「声を出して読む方法」など、多くの方法があります。
この方法が正解!というものがありませんので、自分に適した方法を探してください。